後ろからガラガラ音がする。乗っていて不安だと言うことで入庫。試乗すると確かにすごい音。車軸からオイル漏れてます。ブレーキの不良ではありません。
裏側からブレーキの配管を切っておきます。バックプレートのネジをはずして
スライディングハンマーででガンガン引くと
車軸が抜けてきます。
抜けました。
抜けた後はこの中にオイルシールがあります。
抜けた車軸の裏側を見るとベアリングがバラバラですね。
犯人はコイツです。しかしオイルはきちんと入っていて、荷物も軽いのしか積んでないのでこれは製造時の不良品でしょう。
このベアリングを抜くには抜け止めのリテーナーを取るんですがこれは圧入なのでサンダーで削ってタガネで割ることになります
こういう風に削って
タガネでガンガンと叩くと
ぬけてバラバラのベアリングが落ちてきました。
新品のベアリングをプレスで圧入。今回は長いパイプを使いました。
組み付けです。赤いシール剤を塗りつけて組み付けます
少しオイル漏れがあったので、ついでにブレーキを点検しときます。中は結構錆びてました。 オーバーホールします。
組み上げて完了。オイル漏れのところなどはブレーキクリーナーで洗浄しておきます。
今回の教訓 ベアリングは国産が最高品質ですが今回はどうだったのでしょう? この分野で中国製に負けてはいけません。
がんばれニッポン チャチャチャ
キャリー リヤデフ ベアリング