上り坂でスピードが出ないということで入庫。 どうもクラッチが滑っているようです。 クラッチ板の交換となりました |
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まず、荷台や足回りを洗います。下からの作業が多いので泥だらけになるのは困りますので、 まだ水滴が残ってます。 この車はダンプなので荷台を上げるとエンジン・ミッション丸見えです。作業性満点です。 |
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カバーをあけるとこのとおり、 | |
まずは、バッテリのマイナス側のターミナルをはずします。 |
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プロペラシャフトを抜きました。 | |
後ろ側から見てみると、ミッションオイルが垂れてきています。 ミッションおろすときにギヤオイルが服につかないようにオイル抜いときます。 このオイルが臭いんです。極圧減摩財のイオウ系の臭いですね。 プロペラシャフトのスプラインのところにはビニール袋でカバーをしておきます。 |
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セルモーターをはずします。 ここでバッテリーのマイナスを外してなかったら雷様の逆鱗に触れることになります。 要するにセルモーターのこの端子に直接12Vがかかってるということですね。 後ろはカバーしたビニール袋 |
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周りのボルトを外してミッションをおろすとクラッチカバーが見えます。 | |
おろしたミッション。 これぐらいなら肩に担いでおろします。 | |
クラッチハウジングの中です。 真っ黒! 高圧洗浄機で洗いましょう。 | |
新旧 部品比較 上がクラッチカバー 下がクラッチ板 セットで交換 |
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クラッチカバーの接触面は錆び防止のため油分があるので脱脂します。 | |
組み付けるときにはセンター出しを慎重に、一発で決まるといいんですが、どうも決まりにくい車種もあります。 | |
補記類、ワイヤー・ホースなどを組み付けて完成! おっと、エアクリーナーからのホースが外れてますね、スロットルも真っ黒ですのでキャブクリーナーで掃除もしておきましょう。 |