H6 カローラ  89000km

オイル交換時リフトアップで発見、このブーツの破れをお客様に報告して修理となりました。まだパキパキ音は出ていないようなのでブーツ交換でいけるでしょう。 修理が遅れるとグリス切れでベアリングがダメになり出費が大きくなります。
まずセパレーターを締め込んでタイロッドエンドをはずします。この部分は勘合嵌めあいなのではずれにくい時はハンマーで一発ショックを与えます。  ブレーキキャリパーは針金などで吊っておきましょう。
ストラットと止まってるのねじは2本です。シャフトを抜きます。
シャフトそのものをミッションから抜く場合もありますが、今回はCVジョイントをスライドハンマーで抜きます。 抜きにくい車もありますがこれはスコンと抜けました。
抜けました。  破れたブーツが残っています。
シャフトについた古いグリスを拭き取って新しいブーツをセット、 そしてCVジョイントも洗浄してモリブデングリスを封入します。
CVジョイントをセットしてブーツバンドではずれないように。
完成です。  周りに飛び散った古いグリスは高圧洗浄機で洗います。

2004.6.2